PRODUCT

閉鎖循環式室内養殖について

なぜ今、陸上養殖なのか

 気候変動による生産環境の変化、生産労働者の不足、天然資源の枯渇などの課題に対し、陸上養殖は持続可能な水産物供給の新たな選択肢として注目されています。

SYSTEM

海ぶどうスマート養殖システム

システム画像

 海ぶどうスマート養殖システムは、閉鎖循環型でハウスやコンテナ等の室内での陸上養殖を行います。40feetコンテナに必要な設備を一体化したパッケージモデルを標準として、規模に合わせて様々な展開が可能です。使用されるリーファコンテナは、発泡ポリウレタンを注入した高い断熱性を持つ国際海上貨物コンテナを代用することで、季節の温度変化に耐性をもち、水温を年間を通して25℃〜28℃に安定して保つことができるため、毎月安定した生産と出荷が可能となり、海ぶどうの周年栽培を実現しました。

閉鎖循環型陸上養殖システム

システム概要

40フィートコンテナ

40フィートコンテナ

基準となる養生スペース

シリンダー30本

シリンダー30本

効率的な養生ユニット

主要データ

主要データ

TECHNOLOGY

安定生産できる6つの理由

温度、光、水質、栄養、そして物理的な環境。海ぶどうの生育に必要な全ての要素を、リーファコンテナと最新テクノロジーで完璧にコントロールしています。季節や天候に左右されない、安定した供給力と最高品質の実現は、この精密な制御技術によって支えられています。

室温管理
1

室温管理

リーファコンテナ×エアコンによる最適な水温管理

光合成促進
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光合成促進

LEDの利用による効率的な光合成促進

水質の安定化
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水質の安定化

海水生成装置による安定した水質管理

波
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コンプレッサーと特殊エアホールによる自然な波の再現

CO2
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CO2

CO2ディフューザーの活用による成長促進

ミネラル
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ミネラル

オリジナルの3種の液肥による栄養管理

リーファコンテナの特性

高い断熱効果を誇る、世界中から貨物を運ぶ国際海上貨物コンテナ

高い断熱効果

高い断熱効果

外部パネルと内部パネルの間に発泡ポリウレタンを注入しており、断熱効果が高い

低い熱伝導率

低い熱伝導率

発泡ポリウレタンの厚さは約10cmで、熱伝導率は0.02W/mK以下

外気温に左右されない

外気温に左右されない

リーファコンテナの庫内温度は、外気温が-30°Cでも+38℃でも、-30℃から+30℃まで設定できる断熱性

リーファコンテナ

既存養殖方法との比較

当社比データ
項目 既存養殖方法 独自養殖方法 成果
施設面積 414m² 81m² 1/5 以下
使用する海水量 135t + 4,050t 14.4t 1/290 以下
養殖槽の規模 15tタンク × 9槽 180Lシリンダ × 80本 1/9 以下
出荷率 65% 95% 30% UP
作業員 6人 1.5人 1/4
生産に必要な期間 7ヶ月 / t 1ヶ月 / t 1/7
収穫時間 500時間 / t 25時間 / t 1/20 以下
ビフォー画像
アフター画像

既存の海ぶどう養殖では、養生マスで栽培するため、養生マスの隅や海ぶどうが重なっている部分に栄養素、酸素、日光が行き渡らないため、品質が安定しませんでした。

ビフォー画像
アフター画像

手作業での管理や経験に頼った運営から、IoTセンサーやAIを活用した自動化システムにより、データに基づいた科学的な養殖管理が実現しました。これにより、作業効率が大幅に向上し、人的ミスを減らしながら、より高品質な水産物の生産が可能になりました。

ビフォー画像
アフター画像

FLOW

申し込みから養殖開始までの流れ

step 01
step 02
step 03
step 04
step 05
step 06
step 07

スタートアップ支援

事業開始に必要な手続きをサポートしています。

※税制優遇の活用支援の場合は別途費用がかかります。

水質検査及び
養殖環境の事前調査

専門家による詳細な環境調査を実施し、最適な養殖環境を確保します。

契約締結

詳細な契約内容を確認の上、正式な契約を締結します。

コンテナ発注
コンテナ費用の半金

専用コンテナの発注を行い、費用の半額をお支払いいただきます。

技術研修&
営業研修

養殖技術と営業ノウハウを習得し、成功への基盤を構築します。

コンテナ納品
コンテナ費用残金+50万円
(研修費・設置費)

コンテナが納品され、残金と研修費・設置費をお支払いいただきます。

海水作り
母基礎え付け

養殖に最適な海水環境を整備し、母基を設置して養殖を開始します。

step 01

スタートアップ支援
50万円

初期投資をサポートし、養殖事業のスタートを円滑に進めます。

step 02

水質検査及び
養殖環境の事前調査

専門家による詳細な環境調査を実施し、最適な養殖環境を確保します。

step 03

契約締結

詳細な契約内容を確認の上、正式な契約を締結します。

step 04

コンテナ発注
コンテナ費用の半金

専用コンテナの発注を行い、費用の半額をお支払いいただきます。

step 05

技術研修&
営業研修

養殖技術と営業ノウハウを習得し、成功への基盤を構築します。

step 06

コンテナ納品
コンテナ費用残金+50万円
(研修費・設置費)

コンテナが納品され、残金と研修費・設置費をお支払いいただきます。

step 07

海水作り
母基礎え付け

養殖に最適な海水環境を整備し、母基を設置して養殖を開始します。

SUPPORT

万全のサポート体制

サポート体制
01

立ち上げ時のフォロー

  • 水質調査及び現場敷地調査
  • 技術研修
  • コンテナ設置及び現地指導
02

生産時のフォロー

  • LINEやメールを活用した遠隔養殖指導
  • 日々の水質検査報告に応じた、液肥の用量指示及び指導
03

販売時のフォロー

  • 営業支援(営業ツールの共有等)
  • 営業成功事例の共有
  • 販売サポート (条件あり)
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